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国民保健料              [Duties]


三十年前頃までは、年収三百にも届かないなら数千円で済んでいただろう毎月の国民健康保険料が、三万に近いような金額まで跳ね上がっている。  その必要性を感じるから、黙ってはいられない。 高齢化や高度医療の発達が言われるけれども、税金と予算に見られるように、それを扱うものとそれに群がるものとで、どれだけ食い散らかされているか思ってしまう。

三割しか負担をしてないが、あの薬の出し方はどうだろう。 薬剤師のように、薬の有効期限と効能を気にしながらストックするしか、余った処方薬の利用法はない。 まじめなネットオークションでこれらが流通するようになればいいが、十割負担にでもならない限りその議論も起きて来そうもない。

故人の妻であった高齢の喪主が、その葬儀式場で業者を置いていくぐらいの速さで階段を昇り降りしたらしい。 その業者によれば式後自宅に行くと、そこは市営団地のエレベーター無し四階だったという。 病気ならともかく、足腰が弱って動けなくなった年寄りまでそこまで見ていられないというのも分かる。 心臓を動かしているというアリバイのための医療でなく、自分の足で動き、明晰な受け答えをするというところに向かうべきではないか。

弱者が追い込まれている国民健康保険は、掛け金がかなりの事になっている。 こういった税とはカウントされないもの、悪名高き電力料金などの公共料金も含めれば、日本国民は消費税にすればすでに 2~30% 程も収めている事になるのではないかと、 ふと思う。


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