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初めての大腸内視鏡検査 / 下剤      [Medical]


前夜に家で飲んだ下剤の効きは思ったよりマイルドで、排便のため夜中に起きるようなことはなく、朝に起きてすぐ水気の多い柔らかい便が出ただけだった。病院に行くまでに便意に襲われたらどうしようと思っていたが、そんな気配もないので30分歩いて向かう。

着くと看護師からざっと説明を受けた。検査前の問診で「30代前半で虫垂炎をこじらせ腹膜炎まで行き、その手術跡が癒着を起こした」と担当医に話したら「それなら鎮静剤を使いましょう」と言われている。ついこの間の胃の内視鏡の時には鎮静剤というやつが効きすぎたのか、検査終了まで意識が無くなっていたので、今回も同じようなものなのか訊くと「大腸の場合は体位を変えたり患者の協力も必要なのでそこまでの事はない」「それよりまず下剤で腸をきれいにする事です」とややメンドクサがられてしまった。

2ℓ の下剤を10分おきに200cc ずつ飲む。ベンチの並んだ内視鏡の待合には、同じように下剤の大きなビニール袋ボトルと紙コップののったトレイを横に座る数人が居る。思いのほか若い人もいる。各自スマホを見たり歩き回ったり少し広いところで体をひねる運動をしたり、そしてトイレに向かったり。

半分の1ℓ に行く頃、一度目の排便。まだ形も色もある。看護師が排便があったか確認に来て「一度」と伝えると「順調」と満足気。洩れそうなのに空きがなく脂汗などといった事がないか、トイレ事情が心配だった。しかし、その様な事はなかった。また、待合近くにある内視鏡専用のトイレは三つ並んでいたが、壁はしっかりしていて天井まで届き、隣を気にせず出来た。

都合7 回の排便があった。6 回目の後、看護師が来て「まだ透明にならないか?」ときいてきた。水様だがまだ薄い色がついていたと言うと「では次はいずれの状態でも看護師を呼んで見せてくれ」との事だったので、呼んだ。6 回目よりは更に色が薄くなっていたが、どういう訳かシャツのボタン位の大きさの固形物が。。これが宿便というやつか? このせいでOKが出なかった。

その後、便意を催さなかった。自分より後から来た人も検査に向かって少々焦る。追加の下剤かそれとも浣腸か、などと考えていたら。いきなり「検査やりますから中に」と呼ばれた。まだOK出ていないと経緯を話したりしたらメンドクサくなりそうだったので、黙って入る。


タグ:医療 高齢化

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