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大腸ポリープ切除 / 総括      [Medical]


ポリープ切除後は一晩病室で過ごした。当然寝る。差額無しの4人部屋は、ラッキーなことに自分ともう一人の2人使用だった。 と こ ろ が 、、、このもう一人が、物凄い イ ビ キ !! 何度も何度も目が覚めた。
目が覚めてもしばらくすると寝付けたのでまだ助かったが、睡眠の質は甚だしく損なわれたというのは間違いない。この点だけは家に直帰したほうが良かった。個室でない病室で、このイビキ問題、みなどうしているのだろう? 訴えたら夜中でも部屋を変えてくれるんだろうか?

予定通り翌日退院した。その日は便通無く、次の日の早朝にやや下す感じで出る。その際、腹痛もあったので少し心配したがその後は毎日便通があり、徐々に平常に向かい一週間ぐらいで普通に戻った。きつかったのは断酒で、一週間から二週間いろいろ言う人がいるが、自主判断で10日我慢した。食事も3日間は特に気を付け、7日目から香辛料など普通に戻した。仕事は大事をとって一週間休んだ。

切除後の通院で、組織検査も行い悪性ではないと聞かされ安心する。切除は5個で、小さめのやつがあと5個くらい残ってる。半年後にまた内視鏡を入れ様子を見ると方針が示された。今後生きている限りは、ちょくちょく下の内視鏡をしなくてはならないようだ。

鎮静剤は、次回無しで行ってみようと思っている。本当に患者のためだけに使っているのか、多少疑問が残る。

入院の保証人代行サービスは、病院が取りっぱぐれがないようにという事ならデポジット金を預けるとかクレジットカードと連携するとか、医療保険の契約者には保険会社がそれを請け負うとか、方法が有りそうに思う。益々増えるだろう おひとり様入院患者 のために。


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大腸ポリープ切除 / 本番      [Medical]


考えてみれば、たとえ一泊でも外泊するのは10年ぶり位になる。前日はチェックリストを作り荷造り。加えて当然ながら制限に沿って気を遣った食事の準備などもあり結構大変。

朝、病院に着くとすぐに入院手続きをする。4人部屋でベッドは差額無し、つまりタダ。
病棟に行き色々説明を受け、病室で下剤を飲み始めた。そうしてると、事前の検査で心電図とX線を撮るが今なら空いててすぐ出来ると言われ、それらを済ませてきた。病室に戻るとひたすら下剤を飲み続ける。ひと月前の前回は、防音がしっかりしたトイレがいくつも並んでいる検査室のところで下剤を飲んだが、今回は病室のトイレで防音が甘い。前回の方が気楽だったなと思った。

準備が整い、病室で検査着に着替えて待っていると、しばらくして検査室から呼び出しがあり向かった。
前回も使っているという事で自動的に鎮静剤使用になったが、若いころの盲腸手術跡が癒着を起こしてないと前回はっきりしたので、使わないチャレンジもあったのかもしれない。

案の定、初めのうちは意識がなく途中で幾つ目かのポリープを切除するところで我に返りモニターを見つめる。しかし鎮静剤のせいか、そのシーンを思い出してもボヤっとした感じだ。切除してフワッと少量だが血が出る。2~3個のマイクロ洗濯ばさみみたいなクリップでその跡をはさんで止血する。
一度内視鏡を抜いた後また入れて、最後の大きめのポリープを切除した。肛門が一瞬大写しになったので、間違いないと思う。なぜ一度抜いたのか、謎だ。先生、もう一個あるのを忘れていたか?

最後に「ポリープは全部取ってもらえたんですか?」ときくと「全部は取ってないです」「全部取ってたら夕方になっちゃう」と言われ終了した。これについては、術後の出血リスクが高まるので大き目のだけを吟味して取ってくれたのだと解釈している。


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大腸ポリープ切除 / 入院連帯保証人      [Medical]


内視鏡を入れて大腸ポリープ切除を一泊入院で行うと決まり、入院の手続きの説明を受けた。
色々面倒くさいと思ったが、一番参ったと思ったのは入院の保証人だった。

一人暮らしで親はもう居ない。弟は居るけれど、わざわざその為に会いに行って一筆もらうのはどうか。そもそも今回の事は知らせるつもりがない。説明担当者が、まあ万一のことを考えての事なんだろうけれど、どうしても的な圧を掛けてくるので、弟の家の固定回線の電話番号だけ教えた。

それならば、と担当者が保証人代行サービスのパンフレットを出した。2000円で代行するという。今住んでいる所も、賃貸契約の保証人代行サービスを利用している。一人暮らしの高齢者が増えているのだから、今後ますますこの手のサービスは求められるだろう。

医療に関する保証人というのは、本人が治療費を払えなくなった場合代わりに払うという事の他にも、万が一死亡した場合の引受人、本人が意思を示せない状態になった時に代わりに決定を下す等の役目がありそうだが、家に帰りパンフレットをよく見ると金銭面で病院側が間違いなく支払いを受けられるようにという機能だけだ。

そこで入っている医療保障保険に入院保証人代行サービスは無いのか聞いてみたが、それはやって無いとの答え。
さらに、パンフレットには30万が保証の限度額とあったので、病院に「紹介された代行サービスは金銭面に特化されていて、その限度額は30万円だそうだけれども、それなら初めにデポジットとして30万そちらに預けるという方法は取れないのか?」ときいてみた。答えはやはり、それは出来ないだった。

手術や入院に給付する保険は保証人代行サービスがあってもいいと思うし、ホテルがデポジットを預かるように病院もそれなりの金額を預かればどんなにすっきりする事か。とは思いつつ仕方ない、たった一泊予定だが2000円で解決しよう。




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初めての大腸内視鏡検査 / 検査結果      [Medical]


10日程して検査結果説明を聞くための通院。
その場で処置をしなかったのはやはりポリープが10くらい見つかり、数が多かったのと大きいのもあったので、大事をとって入院してとった方がいいと医師が判断したためだった。

「ポリープが出来やすい体質かもしれない」「見たところ明らかな悪性という風ではない」と言いながらポリープの映像を見せてくれたが、そのうちの大き目の一つ(と言っても1cm 位)がえらく不気味な姿でゾッとした。まるでイルカの脳みそだ。 思わず持っていたタブレット端末で撮った。

約3週間後に日取りが決まり、帰りに入院の説明を受ける。入院は30何年も前に盲腸で緊急入院して以来だ。その時は救急車で運び込まれ、手続きも何も無くすぐに緊急開腹手術だったが、今回はたった一泊予定なのに色々面倒くさい。


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初めての大腸内視鏡検査 / 検査・ポリープ発見      [Medical]


内視鏡検査室のエリアに入ると試着室の様なカーテンで仕切られたスペースで検査着に着替えた。大き目のロッカーもあり、脱いだ服と手持ちの荷物を入れ鍵をかける。検査着はスッポリかぶる大き目の園児服のようなもので、その下は黒い不織布っぽいアンダーパンツのみ。このパンツは大き目で、前ではなく後ろが割れている。

歯医者の診察台の様なところに座り、肩に筋肉注射。確か、緊張を取るためと言っていたが、結構痛かった。それから鎮静剤を入れるための点滴針を腕に刺してセット。その状態で前の患者の検査が終わるのを待つ。大き目のバスタオルみたいなものを掛けるためにくれたが、裸足だしやや寒かった。冬に冷え性の人は辛いだろうと思う。

前の人は結構若い男性だったが、看護婦さんが「生検!」とやや緊張感を帯びた感じで動いていた。どういった事態なのか、回らない頭で考える。

いよいよ自分の番になった。カーテンで仕切られた数畳ほどのスペースは薄暗く、ベッドとその高めの位置にモニターがあり内視鏡とおぼしき機材もある。検査担当の医師が入ってきて自己紹介する。もう背中を向けて横たわった状態なので「よろしくお願いします」と声だけで挨拶。あわただしい。鎮静剤が点滴アダプターにつながれ入ったらしく、その後しばらく意識が無かったようだ。医師に呼びかけられ戻る。

まず、ポリープがある。来年まで経過観察するか。と話しかけられた。我に返りモニターを見ると、典型的なのどチンコ風なポリープが映っている。小さいものが発見されたようだった。ややあって、今日帰ってお酒飲みたいですか?と聞かれた。「ええ飲みたいです」と答えた。続けて複数見つかり、またやや大きいのもあって、この場で切除することを想定しての話だったようだ。その後、先生の口数が減り「ああ。これもそうだ」「これは大きいな」というのが聞こえてきた。

結局、最後に医師から「大き目のものもあり数も多いので、後日改めて一泊入院して取りましょう」と方針を聞かされ内視鏡を引き抜き終了となった。 近々また内視鏡を入れるのは憂鬱だ。
今日取れなかったのか?それほど沢山あり大きいのもあるとは?悪性の可能性は?なぜ生検しない? と?だらけの状態でベッドに一時間横になり、この日は帰宅する。


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初めての大腸内視鏡検査 / 下剤      [Medical]


前夜に家で飲んだ下剤の効きは思ったよりマイルドで、排便のため夜中に起きるようなことはなく、朝に起きてすぐ水気の多い柔らかい便が出ただけだった。病院に行くまでに便意に襲われたらどうしようと思っていたが、そんな気配もないので30分歩いて向かう。

着くと看護師からざっと説明を受けた。検査前の問診で「30代前半で虫垂炎をこじらせ腹膜炎まで行き、その手術跡が癒着を起こした」と担当医に話したら「それなら鎮静剤を使いましょう」と言われている。ついこの間の胃の内視鏡の時には鎮静剤というやつが効きすぎたのか、検査終了まで意識が無くなっていたので、今回も同じようなものなのか訊くと「大腸の場合は体位を変えたり患者の協力も必要なのでそこまでの事はない」「それよりまず下剤で腸をきれいにする事です」とややメンドクサがられてしまった。

2ℓ の下剤を10分おきに200cc ずつ飲む。ベンチの並んだ内視鏡の待合には、同じように下剤の大きなビニール袋ボトルと紙コップののったトレイを横に座る数人が居る。思いのほか若い人もいる。各自スマホを見たり歩き回ったり少し広いところで体をひねる運動をしたり、そしてトイレに向かったり。

半分の1ℓ に行く頃、一度目の排便。まだ形も色もある。看護師が排便があったか確認に来て「一度」と伝えると「順調」と満足気。洩れそうなのに空きがなく脂汗などといった事がないか、トイレ事情が心配だった。しかし、その様な事はなかった。また、待合近くにある内視鏡専用のトイレは三つ並んでいたが、壁はしっかりしていて天井まで届き、隣を気にせず出来た。

都合7 回の排便があった。6 回目の後、看護師が来て「まだ透明にならないか?」ときいてきた。水様だがまだ薄い色がついていたと言うと「では次はいずれの状態でも看護師を呼んで見せてくれ」との事だったので、呼んだ。6 回目よりは更に色が薄くなっていたが、どういう訳かシャツのボタン位の大きさの固形物が。。これが宿便というやつか? このせいでOKが出なかった。

その後、便意を催さなかった。自分より後から来た人も検査に向かって少々焦る。追加の下剤かそれとも浣腸か、などと考えていたら。いきなり「検査やりますから中に」と呼ばれた。まだOK出ていないと経緯を話したりしたらメンドクサくなりそうだったので、黙って入る。


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初めての大腸内視鏡検査 / 前日      [Medical]


明日、初めての大腸内視鏡検査を受ける。
二月下旬、年一回の健康診断時に受けていた便潜血検査で陽性が出た。
これまで数年にわたってオプションで潜血検査を受けていたが、これまでは全て陰性。しかし今回、二回のうち一回で陽性が出たのだ。100が閾値ということだが、93と120だった。

のんきに構えて、結果を聞いたのが三月下旬。そこで、それなりのショックを受ける。検査を受けたクリニックでは大腸内視鏡検査も行っているというが、保留。 毎年健康診断を受けていたクリニックに「もう今年度の枠は無くなりました」と言われて、市から送られた一覧を見ながら選んだ初めて行くクリニックだったことと、受付や医師の対応にちょっとした違和感を感じたのがその理由。

ちょうど調子を崩していた胃の内視鏡検査を別のこれまた初めて行ったクリニックで受け(自治体の補助で¥3,000)そこで大きな病院への紹介状をもらった。

胃の方は、その場ではガンなどの重大な疾患は認められず、他の専門医に検査時に録画したDVDを見てもらって最終診断結果を伝えるという事だったが、一週間以上経つけれども連絡が来ない。 胃に関しては幼少期から色々あったので、また項を改めて。

前日にあたる今日は仕事を休みにし、病院から渡された注意書きに従い、いつもあれほど食べている野菜を一切とらず、先ほどの夕食はうどんを茹で、豆腐と卵、それにカニカマを少々食べて済ました。すかさず食後にカステラを食べたが、7時までに済ませと指示されているところを30分過ぎてしまった。

病院からの指示では8時にとある下剤を30分ディレイでこれから飲む。一説には頻便で苦しむという検査前夜だが、どうなることやら。


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